ゆるしてやんよ

断酒日記です。

【77日目】あけましておめでとうございます。

今年も良い年になればいいな!

とは思っているものの、実は初夢が飲酒の夢になってしまいました。およよ。。

怖い怖いとは聞くけれど、本当に怖いですね。リアル過ぎて夢だとは全く思わず、寝ぼけてそのまま二度寝してスッキリと目が醒めるまで、本当に飲んでしまったと思ってました。

時間が経って曖昧ですが、赤ワインを飲んで激しく酩酊しているというシーンから覚えています。

呂律が回らず平衡感覚もなく、口からのぼってくるキツいアルコール臭。

「あれ、わたしお酒飲んでしまった?なんで?」と気づき、ブログは?カウントは?え、また始めからなの?と青ざめます。

なんで飲んでしまったの。思い出せないけど、飲んでしまったのは確かだ。そして、悩んだ結果、結局今日だけなかったことにしよう、と罪悪感を抱えてお酒を飲み続けます。

あー怖かった。本当に夢で良かった。

そして超身が引き締まる!

やっぱりこうしてみると、一度飲んだらやめられないことが夢で再確認出来て超ラッキーでした。ここに書くことで、厄落としさせていただきます。

2017年を楽しいノンアルコールステップで華麗に乗り切っていけたらいいな!

ピリッとした年の始めは体育会系で頑張ります、押忍!

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【74、75、76日目】どこでもドアで満喫とTSUTAYAと繋がりたい

大晦日。

この時期だけテレビがあるといいのにな、と思う。満喫に遠征してファミリールームにお惣菜を持ち込んでコタツで漫画を読みながら新年を迎えたい気持ちと、いやいやなんのためのおうちなんだ、という常識的なわたしが戦っている。

以前なら楽しい=お酒を飲むしかなかったから、ノンアルコールライフとなった今、楽しさの種類がとても多様だ。お酒を飲む前から好きだった事が主ではあるけれど。

一人っ子で鍵っ子で漫画が友達だったわたしは、3才から週間ジャンプを読みこなすエリート漫画好きである。大事なことは全部漫画が教えてくれた。

もう少し大きくなるとすぐに読み終わるからという理由で、分厚いホラー雑誌、今は無きサスペリアやホラーMまで与えられた。もちろんそれはわたしに多大な影響を与え、超絶怖がりなのに興味津々、何をしていてもお化けが出るパターンを未然に防ぐ行動を取ることが日常に溶け込んでいる。 もちろんりぼんなかよしちゃお、三種の神器も買い続けた。それでも足りなくなるとサンデー、マガジン。単行本であさりちゃんとらんま二分の一を与えられた。理由はもちろん巻数が多いから。

そんなわたしは休み3日目にして、もうすでにTSUTAYAで漫画を30冊借りて読んでいる。もうTSUTAYAのラインナップではいまいち読みたいものが見つからない。しかも家にはテレビもないし、外は寒い。

だからもうホントに満喫に行きたいのだ。漫画に来てもらうよりわたしが出向いた方が早いのだ。テレビ見ながら漫画読みたいし、美味しいものが食べたい。

持ち込み自由だし、デパ地下でちょっと良いお惣菜をたくさんかって満喫にこもりたい。32歳なのにそれが一番したいことってどうなのって、実は全然思っていない。楽園としか思えない。

もう少し悩んでみます。ギギギ。

そして、こんなくだらない事で悩めてる今はなんて幸せなんだろうとハッとします。

このまま年内飲まずに済みそうです。もちろん新年もですが。

バブル世代のボク様を始め、断酒ブログの皆様には本当にお世話になった年でした。

来年も飲まない生き方で、皆様と並走してノンアルコールライフカウントを重ねていきたいです。

今後もどうぞよろしくお願い致します。

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【70、71日目】ノンアルクリスマス完遂

今年のクリスマスは楽しかった!

イブはお酒の代わりにOSUYAさんの飲む酢で炭酸割りを、そしてケーキはピエール・エルメの可愛いケーキを。

甘いものの種類が豊富なことは知っていたけど、実際自分が買うとなって売り場に降り立つと、その圧倒的な数に驚いてしまった。 本当に興味がなかったのだ。ケーキもチョコも年に一回食べるかどうかのレベルだったから。

当たり前だけど、これらは全部絶妙に違う味なんだろうなぁと思うと、感嘆せずにはいられない。

わたしのまだ解像度の低そうな舌にはもったいないな、なんて思ってしまったけれど、結局行列に吸い寄せられるように並んで4つほど買う。エナメルみたいな赤、緑、茶のドーム型の色違いケーキと、いちごのタルト。

しかもそれを並行して食べるっていう神様にビンタされそうな贅沢をしたら、味の違いはこれでもかってくらいよく分かって安心した。ピスタチオってケーキになっても美味しいんだね!

そして当日25日はチキンとお惣菜を買いに来た帰り道、なぜかお寿司屋さん(美味しい)に吸い込まれ、鯵、エビ、鯵、鯵を食べ、何事もなかったかのようにスンと出てくる。

やっちまったぜ、とは思うけれど、下ろしたての鯵は、噛みしめるほどに超・超美味しかった。年末年始も絶対にここに来ようと決めた。

このように、わたしは誘惑にめっぽう弱い。

そのわたしがノンアルコールライフを続けていられる理由は、それが強がりでもなんでもなく、酩酊ライフの何倍も幸福だからだ。

もう二度と飲まないと決めることは、なんとなく、人生の幅を狭め、つまらないものにしてしまうように思えるかもしれない。

けれど、そうじゃなかった。 生き方を定めることで、地に足がついていなかったわたしはようやく地面と繋がったように感じている。

選択して、責任を負って、意地でも全うすること。それがわたしには必要だった。

わたしは今依存から自立への過渡期にいるように思う。7つの習慣、自立くらいで挫折して読むのストップしてたけど、そろそろ続きを読んでみようかな。

よーし来たる年末年始は、読書週間にしよう!

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【68、69日目】健康診断結果

健康診断結果が郵便受けに届いていたので、早速開封する。

パパーン!

1つ1つの項目を確認しても全て基準値内、オールAという20代前半以来の快挙。

以前の健康診断の問診で「脂質代謝異常が見られますが、おそらく体質ですね」と言われCかDをつけられていたのだけど、やっぱり体質じゃなかった。言われた時から絶対お酒だろうなと思ってたんだ。

γも13。以前は3桁を叩き出していたから、大快挙!

今まで蔑ろにしてきてごめんね肝臓。毎日毎日大量のアルコールの処理、大変だったよね。

普通の人についてる肝臓の何倍も何倍も働いて、休む暇もなかったね。壊れないでくれてありがとうね。

そういえば、毎朝背中が重苦しい感じがあったのだけど、いつの間にか治ったな。うつ伏せに寝転んで本を読むと背中が痛くなる症状も無くなった。ずっと老化だと思ってた。

今年のサンタさんからのプレゼントは、お金では買えないありがたいものでした。えへへ。

明日で70日となるノンアルコールライフ。精神的、肉体的な効果は日々体感として感じることが出来ていたけれど、それが数値化されるととても嬉しいなぁ。

体重がおよよ。。。なのは、来年の課題にしようっと!

皆さまも、ノンアルコールで楽しいクリスマスをお過ごしになられますように。

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【67日目】クリスマス前の嵐

うーん、眠い!

明日から三連休だというのに、帰ってから寝てばかりいて、22時過ぎの段階でもう3時間も寝ている。

最近お昼寝出来ていないから、そのせいだろうな。30分のお昼寝は夜の睡眠の数時間分に相当するっていうのは本当のようだった。

そして、トルネードのような雨脚の中、駅までお迎えに。傘は真上じゃなく、風向きに合わせて臨機応変に傾ける。骨がバッキバキに折れて吹き飛ばされてしまわないように。うーん、大人になったものだ。

高い歯ブラシみたいな雨だねって下半身をずぶ濡れにしながら言ったら、例えが独特だと言われる。確かに。でも、ピタッとくると、とても気持ちいいのだ。

ちなみに濡れてべったり張り付いたスキニーは脱皮しそうなザリガニである。気をつけて脱がないと、失敗したら死ぬ。

ファミレスでグダグダごはんを食べて、帰ったらもうこんな時間。明日は午前中から動きたいから早く寝よう。

今日はたくさん笑った。

なんだ、お酒がなくてもこんなに大きな楽しさを味わうことが出来るんだって思った。大雨が好きになりそう。ちなみに傘の骨は一本だけ折れてた。惜しい!

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【66日目】アルコールライフイズホラー

四捨五入したら100!

ノンアルコールライフ初日のわたしの立場に立つと、断酒66日目なんて、いちおくえん、と変わらないくらいでっかくて現実味のない数字だった。

わたしは、このノンアルコールライフに至る前、もはや1日たりとも断酒を出来なくなってしまっていた。

朝どんなに具合が悪く、胆汁まで吐いて、「今日は絶対に飲まないから、どうか助けてください」と懺悔し誓ったとしても、仕事が終われば帰路の途中にあるどこかのコンビニに必ず吸い込まれ、前日と同じようにお酒を買っては、前日と同じように飲んだ。

眠るというより、気を失うまで。

もちろん毎晩ブラックアウトしているから、記憶はおぼろげにしか残っていない。

朝のわたしは切実に断酒を誓うのに、夜になれば、明日からにしよう、と、気持ちを繰り越しては飲んだ。

朝と夜のわたしは本当に別人のようだった。別人が同じ体の中で、どちらも本気でお酒を飲みたい、やめたいとあっちゃこっちゃで叫んでいて、千切れてしまいそうだった。

アルコール依存症の中期だったと思う。

連続飲酒に至らなかったけれど、それを線とするならば、30㎝離せば線に見える細かな点線のような日々だった。

同じ時間に、同じ量のアルコールを飲むことをやめられなかった。その純アルコール量は計算してみればざっと100gにもなった。

アルコールの致死量は300gだとグーグル先生が後から教えてくれた。

毎日死のうとしてお酒を飲むんだけど、死ぬ前に寝ちゃうから死ねないとか。そんなことを思いつき、なんちゃって、とは茶化せない。

そんなわたしの歩んだ66日のノンアルコールライフなんて、字面だけで茨の道のような気がする。

けれど、実際にはこの66日間一度たりとも

・二度と飲まない選択を後悔したこと

・飲まない辛さが幸福感を上回ったこと

がなかった。代わりに、

助かった、これで死なずに済む、もう苦しまなくていいんだ、飲まなくていいんだ

という安堵の感情が底なしで沸いてきた。

だって、聞こえないふりをしてきたエマージェンシー音、ホントはもうずっとけたたましく耳元で鳴ってたから。

ちなみに、わたしはやめる直前に一度だけ幻聴を聞いた。

隣の部屋との境目の壁からラジオが流れたのだ。

それはとても小さくて、常識的な音だったから、病識があったせいで敏感になってテレビの音漏れに過敏になったのかもしれないとも後になって思ったけれど、でも、やっぱりあれは幻聴だったと思う。

そんなホラー映画のような日々をするりと抜けて、66日目。

あれからもし66日飲んでたとしたら、わたしはどこかで死んでたかもしれない。そういう結末もあったかもしれない。

生きててよかったなぁ、わたし。 このままノンアルコールライフでハッピーエンドがいいよ。

1つだけ分かっているのが、節酒じゃ絶対にバッドエンドってこと。

ノンアルコールライフじゃなきゃダメなのだ。絶対に。どんな理由があろうと、飲む理由は全部言い訳なのだ。

今日も初日のわたしから受け継いだノンアルコールライフの気持ちを、綺麗なまま明日へ渡せることに感謝しよう。

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