ゆるしてやんよ

断酒日記です。

【93日目】風邪を引く!

断酒して2回目の風邪。3ヶ月で2回はちょっとハイペース。免疫力が落ちてるのかな?

今日は仕事もそこそこにサクッと直帰。

ゆっくりシャワーを浴びたら湿度で喉の痛みが大分楽になったけど、今夜は早めに寝よう。

飲酒欲求は、もうずっとない。

あったところで飲まない。
何故ならわたしは酩酊するためにお酒を飲んでいるからだ。適正飲酒でほろ酔いなんて飲み方は出来ないし、求めていないのだ。そしてそれは普通じゃない。

だから飲まない。

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【92日目】ケガをしたら痛いのが普通

昨日キッチンにて料理をしていて何かの拍子にしゃがんだところ、後ろにあるトイレのドアの蝶番が尾骶骨にガーン!とクリティカルヒットした。

足の小指なんてもんじゃない激痛に思わず変な声をあげながら、痛みの波が去るまで足をジタバタさせるしかなかった。

それからずっとおしり〜腰がモンモンと痛い。もう何をしてても痛いし、笑い飛ばそうにも笑うと痛いからどうしようもない。

お酒を飲んで怪我をすると、麻痺してるので全然痛くない。

1番記憶に残ってる怪我は中学生の頃(!)、友達の家で覚えたてのお酒を飲んでいて買い足しに行く途中、片足を側溝のスキマに突っ込んでしまった。

おっとっと、なーんて気にせず帰って明るいところに行くと、なんと落ちた足の靴下の上から血が湧き水みたいに沸いていて、かなりの衝撃をうけた。
どうやらコンクリートの中のハリガネが飛び出して突き刺さったらしかった。
ちなみにキズはパックリ骨まで到達していて、3日くらい血が止まらなかった。

わたしは初めてお酒を飲んだ機会飲酒の頃から、ほぼ毎回大量にお酒を飲んではブラックアウトするという、エリートアルコール依存症だった。コントロールなんて出来たためしがない。

大人になれば飲み方を覚えるよ、なんて当時の大人は気休めを言ってくれたけど、結局覚えることはなく。

今となってはあの頃は適量を飲めたのに、なんて思うことがないから逆に良かったと思っている。お酒を飲む素質が全くなかったのだ。

そして、何が言いたいかというと、ケガをしたら痛いのだ。骨まで達するケガをしてるのに痛みもなくケロっとしてるなんておかしい。怖い。

シラフでぶつけた尾骶骨は、目の前がチカチカするほど痛かった。けれど、痛くないよりずっとマシだ。わたしはお酒をやめてよかった。

でも恥ずかしいので尾骶骨が折れたり欠けたりヒビが入ったりしていませんように。。神様。。。

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【91日目】お金の話

お酒とタバコをやめたら、月5万円浮いてしまった。

頭では分かっていた。けれど、改めて計算してみると驚愕!おそろしや!

年間60万円、10年で600万円(!!)

わたしは3ヶ月前、600万をかけて、美容と健康と寿命と記憶と、下手したら人間としての尊厳、むしろ命そのものを失うルートから、命からがら逃げ出してきたのだ。そんな辛い未来を阻止できて本当に良かった。

そしてしみじみと、この莫大なお金もわたしと同じで死んで生き返ったお金なのだなぁと思うと、これからは悔いの残らない使い方をしたいなと思っている。

今まで家計簿もつけず適当に生きてきたけど、今年からはお金を一円も無駄にしないって決めた。

きちんと貯金して、少しずつ投資でも始めてみようかと思う。なぜなら最近月3000円から始める投資生活(うろ覚え)という本と、金持ち父さん貧乏父さん(うろ覚え)という本を読んだからだ!とてもやってみたくなってしまったのだ!

影響されやすいのがわたしの長所である。お酒をやめるまでは短所だと思っていた。でも、これのおかげで真っ直ぐお酒をやめられたのだから、やっぱり長所なのだ。

そして、飲酒はわたしにとって都合のいい現実逃避だったと思っているので、こうしてお金のような現実的なものと向き合って行くことは、わたしに足りなかった部分を育てる作業のような気がしている。

目を覚まして、今生まれてきたかのように、明日死んでしまうように、今日一日を丁寧に生きよう。

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【89日目】読むだけじゃダメなのだ

夢を叶えるゾウ3を読み終えて朝から泣く。ガネーシャ大好き。

昨日は結局3時間くらい本屋をぶらぶらし、結局これ!って本を見つける前に本屋が閉まってしまったので、ブックオフに移動。そこからまたぶらぶらして、結局夢を叶えるゾウシリーズの第3巻目を買ってきた。

このシリーズ楽しいんだ。インドのガネーシャって神様が願い事を叶えてくれるお話なんだけど、テンポが良いし読後感も良いし、今回のは最後ちょっと泣けた。

泣きたかった訳ではないけれど泣くと副交感神経が優位になるからストレスが解消されるらしい。だからストレスが多いらしい日本で泣ける映画や本が持て囃されるのはいたって健全なのだろうね。

でも、泣ける本や映画を見るのはちょっと億劫だ。頭の中でこんな感じなんでしょ、知ってるってなるからだ。


実はわたし、自分が絶対好きだろうなってアーティストや映画を観るのもほんの少し億劫に感じる。

これってなんなんだろうなって考えたんだけど、自分の好きなパターンに飽きちゃっているのだ。

だから、好きそうなものにこんなかんじでしょって先回りして飽きてしまうという謎の現象が起こってしまう。

まぁ、手をつけ出してしまえばもちろん面白いな、とか、えーっそんなまさか!ってなる事の方が多いから本当は心配ご無用なのだ。

夢を叶えるゾウも、3巻目は買うのをすごく迷った。
けど、やっぱり読んだら面白くて、買ってよかったなと思う。1日で読んでしまった。


で、お酒を辞めてから、よくよく思い出せばその少し前から、本をたくさん読むようになった。娯楽としてではなく、純粋に知識を求めていたのだ。心の持ちようとか、やり方とか、自分が向かうべき方向を知りたくて、ヒントになりそうな本を探しては、ピンとくるものからどんどん読んでみた。

で、今日悟った。
世の中には素晴らしい本が溢れていること。けれどそれらは一回読むだけじゃ忘れること。何回も読むか、自分なりにまとめたりして落とし込んで行かないと、その日一日悟った気分になって終わってしまうこと。

それじゃあ何冊読んでも意味がないのだ。参考書と同じなのだ。下手したら問題集なのだ。そんなことに今さら気づいた。

しばらく新しく本を買い込むのをやめて、今ある本への理解を深めよう。どんな本?って聞かれた時に、これはね、って説明出来るくらいになろう。
そして、それをきちんとわたしの武器にしよう。本は自分への投資なのだ。


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【88日目】金曜日の夜は本屋に行こう

金曜日にお酒が必要なくなってから、金・土・日の過ごし方が大幅に変わった。ほんの3ヶ月前は19時には飲み始めなければ気が済まなかったのに、今ではどこにだってスイスイ行けてしまう。

特に金曜の夜はトクベツ感が強くワクワクするので、ちょっとだけ人混みに混ざりたくなる。
そんな時は大抵本屋さんに行く。本屋さんに行って、たっぷり1時間以上吟味して、一冊だけ本を選んで購入する。

どこかカフェに寄ってゆっくり読みたいけれど、家まで我慢して、今夜はベッドでゴロゴロしながら寝落ちするまで読みふけるのだ。想像するだけで、胸がときめく。まるでデートの前の日のような休みの前の日!

お酒を飲んでいた頃はお酒でしか気分が高揚しなくなっていた。何をしてても気がそぞろで、いつ飲むかばっかり考えてたそわそわしてた。
そんなんだったから、飲むのをやめたら楽しいことがないんじゃないかと心配してたこともあったけど、全然そんなことなく過ごせている。

それどころか本を一冊買うだけでハッピーなのだ。
お酒を飲みながら読んでた頃、読んでる側から文章が、頭のてっぺんから出て行ってた。気づけば同じ行を何回も読んでいた。
その頃とは全然違うのだ。集中力が切れないから、好奇心の赴くまま寝るまでずっと読めてしまう。ページをめくるたびときめく。

好奇心!

書いていて思い出したけれど、お酒に問題を抱える前のわたしは好奇心のかたまりなのだった。

育てたいな。充足させたいな。
常に面白そうなものを見つけて何それ!ってなっていたいな。

お酒で手軽に気持ちよくならず、友達に意味のない電話もしない。暇だ、なんて口にしない。
わたしはわたしを楽しませるエキスパートになるのだ。

うわー早くお仕事終わらないかな!
気持ちはもうすでに、位置について用意している。

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【87日目】ダイエット宣言

今日も今日とておおよそハッピーで、基本的にマシュマロのような多福感にホンワカと包まれている。

嫌な事もあるにはあるのだけど、すぐに忘れてしまうので、結局おおよそハッピー!という事になる。願ったり叶ったり!

 

もしかしたらわたしって天才だったのかもしれない。

 

お酒をやめたいと思ったら辞められて、そしたらついでにタバコも辞められて、自分のことが好きになって、毎日楽しく何にも振り回されずに暮らしてる。

なりたいようにどんどんなっていく。したい事がどんどん出来る。

 

それはわたしがわたし自身のコントロールをきちんと行えているしるしだ。

 

次はダイエットをしよう。

禁酒禁煙に加えてダイエットまで成功しちゃったら、プロ辞め師って名乗ろう。

 

そして多分成功する!なぜならもう既に成功した気分になってしまっているからだ。プロ妄想師にもなれそうだけど、引き寄せるためにはもう叶ってる気持ちになる事が大切って書いてあった。

 

お酒をやめた時もそうだったな。

もう二度と飲まなくていいんだって分かった時、飲酒欲求が自分の中にある異質なものだという事が分かった。飲酒欲求はわたしに取り付いてるおばけの声で、そのおばけの正体こそお酒だった。

 

お酒をやめたい→わたしの声

飲酒欲求→お酒の声

 

飲酒欲求を自分の意思と勘違いせず、本来の自分の欲求に従うだけで良かった。

死にたくない、病気になりたくない、このまま飲まなければ生きられる、死なずに済む、まだ今なら引き返せる。

生きたい。

それがわたしの欲求で、それ以外はノイズだった。

 

タバコもそうだった。

欲求の感覚が狭い分、お酒より自分の意思ではないことが分かりやすかった。やめたいというのがわたしの願いで、吸いたいというのはわたしの体の中のタバコの残党が仲間を呼ぶ声だった。その声も

 

一生吸い続けるつもり?

そうじゃないなら、今ここででしょ

 

と、問いかけるだけで霧散していった。

 

ダイエットもきっとこれらに近い感覚になるような気がする。

 

とりあえずここ数年で増やしてしまった体重を戻そう。−7㎏を目標に!

 

期限は4月にしよう。春先に素敵なワンピースを着こなすのだ!

【86日目】送別会

今週金曜日に送別会があって、参加を悩んでいる。

なぜなら一度お断わりして、二度目のお誘いを受けたからだ。

 

正直、全然行きたくない。

完全にアウェイだし、遅くなると帰る時寒いし、終わったあとものすごく疲れるのが見える。

行きたくなさ過ぎて、言い訳がたくさん浮かんでくる。

 

うーーーーーん!

 

よし、もう一回お断わりしよう!

断りづらいから参加するって変。ドンと断って良いのだ。誘うも断るも自由なのだ。

 

って文を書いた瞬間、心がぱあっと明るくなった。よしよし、きっと今正しい選択が出来た。

 

今日も今日とて良い日でした。