ゆるしてやんよ

断酒日記です。

【53日目】喫煙欲求★★★★★

【禁煙初日】

昨日は、ブログを書き終えた直後くらいから、五分置きくらいに吸いたい欲求がやってきた!

ひえー、早い!強い!多い!

でも、吸いたい欲求が続く時間はすごく短くて、スッと現れスッと消えていく感じ。

頭がまだ禁煙に慣れておらず、何かする度にタバコを吸おうとしてしまって、「あっ違う!」となるといった感じ。

お家では、ヘビースモーカーだったから、慣れるまでは仕方ないね。本数も数えず、息をするように吸ってたから。消す前につけちゃったり。

タモリ禁煙法には、吸いたくなったら15秒だけ我慢するとあって、さすがタモさんだなと思う。意識してみても確かに15秒は継続しない。大体は2秒〜長くて10秒くらいで、発作のようにポッと突然起こる。

1日経った今日、やっぱり家に帰るとすぐに喫煙欲求を感じる。そのタイミングで吸ってたもんなあ。

でも、お酒、タバコと辞めてみて、一番大きく辛いのは、辞めると決意する直前だと感じる。一歩目の法則だ。

これ、ジェットコースターやお化け屋敷に入る時の気持ちや、ホラー映画を観なければいけない時の気持ちにものすごく近いと、超絶ビビりのわたしは思うのだ。

先日、と言っても数ヶ月前になるけれど、縁があってタワーオブテラーに乗ることになった。こんな恐ろしげなものとの縁など、絶対にないと思っていたのに。

わたしにとって二度目のディズニーシー。一度目は船くらいしか乗らなかったから、初めてと言っても過言ではないディズニーシー。

目ぼしいものを乗り終えて、そろそろ帰ろうか、などと話しつつ、通りがかったタワーオブテラーから響きわたる悲鳴に、完全にザワつくビビリなわたしたち。あれ、ランダムに落ちてくらしいよ!嘘でしょ、やめちくりー!

カミナリが落ちていくのを半ば呆然と見上げていると、突如声を掛けられ、振り返れば可愛らしいカップル。

なんと、ファストチケットを譲ってくれると言うのだった。もう帰りますんでどうぞ良かったら、とにこやかに。

違う、そういうことじゃない、とは言えなかった。乗るしかないじゃん、こんなことがあったら。ありがとうカップル。その後、人生観変わったよ。

そして、わたしは電池と時間が許す限り「タワーオブテラー 克服」などで検索し、実際に参考にさせていただいたのがこちらの記事だった。

http://ima.goo.ne.jp/column/article/385.html

結果としては、あの場にいた誰よりもタワーオブテラーを楽しんでいたと思う。

あのね、めっちゃ踏ん張ると全然内臓フワッとしないよ!

落ちてるか上ってるのかも分からないけど!とにかく落ち系が苦手な方は、是非こちらを試してみて欲しい。

そして、緊張の糸が切れ、大笑いしながらエレベーターから出てくると、おきまりの落ちる瞬間写真が出来ていた。

どれどれ。

なんと、そこには驚愕の写真が。

-------数分前

ファストチケットとはいえ、実際に乗るまで、多少は列に並ぶ必要があった。スイスイだけれど。

ビビリなわたしたちは、自分らの恐怖を紛らわすために、列に並ぶ人を眺めては、こんな禍々しい乗り物に自ら突っ込んでいくのは一体どんな人種なんだろう、そしてどんな気持ちで死ににいくのだろう、などを、その表情や服装などから読み取る遊びをしていた。

きゃっきゃウフフするカップル、グループ交際らしき集団、親子連れもいる。え、子供たちも?!大丈夫なの?!(大丈夫らしい)

その中に、ヒゲに坊主に鋭い目つき、それに加えて長身のマッチョという、際立って目立ついかついお兄さんがいた。

「見てよ。あの人、絶対怖くないんだろなぁ」 「いや、案外ああいうのが弱いんだって」

そんな失礼な会話を小声でしながら並んでいると、いつの間にかわたしたちは、そのコワモテお兄さんと同じエレベーターに振り分けられていたようだ。いざ、出陣。

エレベーターが動き出してからは人のことを考えてる余裕なんてなかったし、 写真が完成するまで、写真のことなんてすっかり忘れてたけど。

お兄さん、最前列で上むいて口開けながら踏ん張ってた。お前もかよ。

わたしたちは、無言でその写真を買い求め、一生の記念品を手に入れたのであった。 落ち系が苦手で避けていたタワーオブテラー、この体験によって、克服どころか 大好きになってしまった。

ちょっと話はそれてしまったけれど、落ちる前が一番怖い、そういう話をしたかった。

今日喫煙欲求はすごかったけど、眠気もそれ以上にすごく、ブログを書きながら眠ってしまった。起きたらすっきり。

禁煙は最初の36時間が山場だと聞いた。 その頃には、もう少し喫煙欲求の感覚が開いてくれるといいな、と願う。

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