【52日目】最後の一本、最後の一杯
禁煙セラピーを数年ぶりに読み返した。
しっかり頭に入れられるように、昨日の夜から一日張り付いて、特に必要と感じる部分に付箋を貼り付けながら。
そして、最後の一本を先程吸い終わる。
(すみません、禁煙セラピーが、読み終わるまでは禁煙してはいけないことをすっかり忘れてました)
禁煙セラピーを読んでいる間、禁酒した時のことを何度も思い出した。
一番心に残ったのは「自分の決心を疑わない」というところ。
断酒も、禁煙も、同じだ。これから先、何度でもふいに吸いたくなったり、飲みたくなったりする事があるだろう。
でも、考えに考えた結果、わたしは自分で辞めるべきだという答えにたどり着いた。これは揺らぐことのない真実だ。
吸いたい、飲みたいには理由がない。理由は全て後付けだ。吸わない、飲まないことの方にこそ、数え切れない理由がある。
これから先程一本吸ってしまっても、一杯飲んでしまっても、「やったー!嬉しい」なんて、絶対に思わないし、後悔しか残らない。 もう、自分の中で答えが出てしまっているからだ。
だから、先程このブログを書く前に吸った最後の一本が、本当の最後の一本だ。
吸いたくなる度に、付箋のページを読み返そう。 読み返す度に、考えはどんどん固まっていくから。吸いたいという回数を重ねるほど、吸いたくなくなっていくから。この本は、そういう良書だ。
ブログを書き始める前に、タバコや灰皿などをまとめ、ゴミに出してきた。
今日もお酒は飲みません。
そして、今日からはタバコも吸いません。
やったー!タバコやめてやったぜ! さいこーだぜわたし!!