ゆるしてやんよ

断酒日記です。

【89日目】読むだけじゃダメなのだ

夢を叶えるゾウ3を読み終えて朝から泣く。ガネーシャ大好き。

昨日は結局3時間くらい本屋をぶらぶらし、結局これ!って本を見つける前に本屋が閉まってしまったので、ブックオフに移動。そこからまたぶらぶらして、結局夢を叶えるゾウシリーズの第3巻目を買ってきた。

このシリーズ楽しいんだ。インドのガネーシャって神様が願い事を叶えてくれるお話なんだけど、テンポが良いし読後感も良いし、今回のは最後ちょっと泣けた。

泣きたかった訳ではないけれど泣くと副交感神経が優位になるからストレスが解消されるらしい。だからストレスが多いらしい日本で泣ける映画や本が持て囃されるのはいたって健全なのだろうね。

でも、泣ける本や映画を見るのはちょっと億劫だ。頭の中でこんな感じなんでしょ、知ってるってなるからだ。


実はわたし、自分が絶対好きだろうなってアーティストや映画を観るのもほんの少し億劫に感じる。

これってなんなんだろうなって考えたんだけど、自分の好きなパターンに飽きちゃっているのだ。

だから、好きそうなものにこんなかんじでしょって先回りして飽きてしまうという謎の現象が起こってしまう。

まぁ、手をつけ出してしまえばもちろん面白いな、とか、えーっそんなまさか!ってなる事の方が多いから本当は心配ご無用なのだ。

夢を叶えるゾウも、3巻目は買うのをすごく迷った。
けど、やっぱり読んだら面白くて、買ってよかったなと思う。1日で読んでしまった。


で、お酒を辞めてから、よくよく思い出せばその少し前から、本をたくさん読むようになった。娯楽としてではなく、純粋に知識を求めていたのだ。心の持ちようとか、やり方とか、自分が向かうべき方向を知りたくて、ヒントになりそうな本を探しては、ピンとくるものからどんどん読んでみた。

で、今日悟った。
世の中には素晴らしい本が溢れていること。けれどそれらは一回読むだけじゃ忘れること。何回も読むか、自分なりにまとめたりして落とし込んで行かないと、その日一日悟った気分になって終わってしまうこと。

それじゃあ何冊読んでも意味がないのだ。参考書と同じなのだ。下手したら問題集なのだ。そんなことに今さら気づいた。

しばらく新しく本を買い込むのをやめて、今ある本への理解を深めよう。どんな本?って聞かれた時に、これはね、って説明出来るくらいになろう。
そして、それをきちんとわたしの武器にしよう。本は自分への投資なのだ。


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